よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

フレディ・マーキュリー

フレディ

少年ジャンプに連載している「WaqWaq」は、モチーフがゾロアスター教になっております。
ゾロアスター教は拝火教とも呼ばれ、火をあがめ、鳥葬をするのがならわしです。
歴史は古く、青銅器時代のイランが起源とされます。「魔王」のザラストロ、ニーチェの「ツアラトゥストラかく語りき」のツアラトゥストラもこの預言者ゾロアスターのことです。
http://home2.highway.ne.jp/miiboat/HP_Mithraism_Myth_Zoroastrianism.html

漫画では、神がマツダ、大地の天使アールマティと火の天使アシャといった具合です。7人の防人が出てくるという話なので、そのうち7大天使が揃うでしょう。家畜の天使ウォフ・マナフなんてどういう扱いになるんでしょ。羊の大軍・・・ってそれじゃドラクエだよ。ソコへ行く前に打ち切りになりませんように。

さて、ゾロアスター教といえば、かのクイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーゾロアスター教徒でした。
インドのパールシーの家に生まれた彼は本名ファローク・バルサラ。そもそもパールシーという民族もササン朝ペルシャから来たゾロアスター教徒がインドに住み着いたものを指しているわけです。混血をしていないので人種的にはアーリア人ですわね。フレディもイギリス人とペルシャのハーフなどと紹介されていましたが、千数百年前からのインド人というのが正解かと思われます。

http://homepage3.nifty.com/~mariamma/ind-9910.htm