よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

旅行者の朝食

旅行者の朝食

米原万理「旅行者の朝食」を読む。
旅行者の朝食」とはロシアの缶詰でまずいものの代名詞である。なるほど。
子どもの頃「点子ちゃんとアントン」を読んで、「トルコみつあめ」の単語を覚えていた著者の食い意地に感服。長じて「トルコ蜜飴の版図」でルーツを探ることになるわけです。ハルヴァというお菓子なんだそうで、こんなにおいしいお菓子をいまだかつて食べたことがないという絶賛振りで、ぜひわたしも一度食べてみたいものです。

写真を探したら、アルメニアには「旅行者の朝食」も「ハルヴァ」も缶詰で売ってるって言う話ですよ!でもハルヴァはこれがお菓子?っていう感じですが・・・。ウマイのか?
http://armenia.hp.infoseek.co.jp/a029.html

ロシアものはコチラに。英語で複雑な技術がいるためハルヴァは家庭では作らない、ひまわりオイルケーキだって書いてありますな。これもまずそうなんですが・・・。
http://rwstore.50megs.com/vodka/halva.html

ハルヴァと呼ばれるお菓子の系譜にはサクサクホロホロ系のものがあって、スペインのポルボロンはハルヴァと落雁の合いの子みたいなんだって。そういえば中国のお土産で貰ったお菓子がじつにまったくサクサクホロホロで紙包みをあけたら粉々になりかねない代物で、口に入れたら口の中の水分一気に失われるくらいの勢いでした。これもハルヴァの親類に当たるのかしらん。
http://www.tigercrown.co.jp/cakeland/vol19/vol19-8.htm

ウィキペディアによるハルヴァ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1