よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

食べてはいけないものがある

日本は食物の禁忌がほとんどない国だと思うけれど、世界にはいろいろな食のタブーがあるのです。

たとえばユダヤ教ではカシュルートという戒律があって、食べてよいものはコーシェルと呼ばれる。
ブタは反芻しないので食べてはいけない動物であり、肉と乳製品はいっしょに食べてはいけない決まり、うろこのない魚もだめなのでタコ・イカ・エビも食べてはいけない。ベーグルは脂肪分を使わないで作るアメリカのユダヤ人の御用達パンだけれど、これもバターをつかうと肉製品を一緒に摂れないので、もっぱら愛用されているわけだ。(もっともイスラエルではピタという平たいパンを主食にしているとのこと)
食べ物に規律を作ることで聖なる民という自覚と、ほかとは違うという連帯感もうまれ、国を持たないユダヤ人のアイデンティティーともなるわけである。

http://www.myrtos.co.jp/index.html?url=http://www.myrtos.co.jp/topics/juda/juda04.html

いろいろ考えると何を食べたらいいのかわからなくなりますね。ユダヤ人はたいへんだ。スーパーで買物をするときは「K(コーシェル)マーク」の付いたものを買えばいいんだそうです。
http://sekitori.web.infoseek.co.jp/watching/ichi0.html

こちらのHPでは「犬のヒラキ」の写真もある。さすがに日本でも犬は食べないなあ。
http://sekitori.web.infoseek.co.jp/watching/look_cn_inu1_hiraki.html