よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

ヘボン式ローマ字

きょうの「笑っていいとも」の疑問に答えるコーナー。
地下鉄のローマ字表示が「shinjuku」の「ン」は「n」なのに、なぜ「shimbashi」の「ン」は「m」なのか?

これはヘボン式ローマ字を採用しているためで、ヘボン式では「ン」の次の子音が「b、m、p」の場合は「m」と表記することになっている。日本語では区別しないが、発音上は「b、m、p」の前に来るときは「m」になっているので、これは理に叶っているのです。
次の子音が口を閉じる形になっているので、発音するときには自然に「m」になってしまうのです。

さて、ヘボン氏は開国間もない日本にやってきたアメリカ人で、つづりを「James Curtis Hepburn」と書きます。(あのオードリ−・ヘップバーンと同じです。これで同じ名前かと思いますが昔はシェークスピアやゲーテもいろんな表記があったようですし、当時の日本人が発音しやすい音に聞きなしたのでしょう。「ギョエテとはおれのことかとゲーテ言い(斎藤緑雨)」)
日本で辞書を編纂し、キリスト教を布教し、医療活動などをおこなったそうです。


http://eigo.be/expressions/hepburn.htm