よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

水商売とはよく言ったもので

以前パートで受付をしていた接骨院の院長先生は、代替療法がだいすきでした。
治療所には陰イオンを発生する機械が備わり、先生の自宅の方にはウン十万もする「いい水を作る機械」がすえられてました。食べるのもは通販で買う自然食品やマクロビオティック食品、洗濯はせっけん。波動の塩。ラジオニクスの波動測定器もここで初めて見ました。


もちろん普通の整体の治療もやっていて、そちらは患者さんも評判も良くてけっこうでしたが。
しかしハヤリものの新療法が出るとまず自分で試すのですね。「いや〜、これはいいよ!」
患者さんにもどんどん勧めるので、高価な商品だと売りつけるのが気の毒になってまいります。
5年位前にはやった足の裏に貼って毒素を出すシートっていうの、あれは良く売れましたけどね。


なかでも儲かるのは水関係。何とかの天然水が一瓶1000えん。そこら辺のミネラルウォーターとどこが違うのかと。そして「水からの伝言」という写真集は、お水にいい言葉をかけてあげるときれいな結晶が出来て、悪い言葉をかけると汚い結晶になるという信じがたい本でしたな〜。この著者の江本某は波動と水関係で商売してるらしいです。


参考
http://www.hado.com/「株式会社I・H・M」
http://www.janjan.jp/culture/0510/0510224152/1.php「『水からの伝言』にみるにせ科学」
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/wwatch/intro.html「水商売ウォッチング」