「水臭い」は「味が薄い」
昨日の平成教育委員会の漢字検定で、
「よそよそしい」を言い換える言葉として「みずくさい」を穴埋めする問題がでてました。
水臭いという言葉は「水分が多くて味が薄い。水っぽい」という意味だったのが転じて人間関係が希薄なことに使われるようになったのだそうです。
関西では「水臭い」はもとの意味のままの「水っぽくて味が薄い」という意味でのみ使われています。「よそよそしい」は言い換えると「あんた薄情やなあ」って感じかな。
あと、関東では言わないと思うのは
おなかいっぱい食べたときの「堪能した」という言い回し。
意味は同じだし、どこが違うのかといえば、そんなことに「堪能」という硬い言い回しはしないってことでしょうかね。
「あのひと横着やなあ」というと、関東だったら縦のものを横にもしないぐうたらな怠け者といった意味でしょうが、関西では「わがままで、ずうずうしいこと」です。微妙に違うのでした。