よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

県立美術館はまるで迷路

きょうは兵庫県立美術館でアルベルト・ジャコメッティ展を見てきました。
ひょうごだよりのプレゼントでチケットが当たったので使わないともったいないですからね。


場所はHAT神戸(阪神・淡路大震災からの復興のシンボルプロジェクトで、Happy Active Town の頭文字から幸福で活気あふれるまちとなるように願いが込められています・・・とのこと)で、阪急御影か阪神岩屋が最寄り駅です。


真新しくて人工的な街並みをゆくと、四角な建物が二つ。
有名な安藤忠雄の設計ですよ、高かったんだろうねえ。
中へ入ると迷路のようで位置感覚がさっぱりつかめません。


とりあえずチケットはすでにあるので、入ろうと思うのだけれど、
1階のチケットセンターでウロウロ、入り口がどこだかわからないのですわ。
受付のお姉さんが
「チケットお持ちでしたら、そこを奥にはいるとエレベーターがあるので3階へ行ってください」と教えてくれました。
トイレの入り口かと見まごうそれを入ると、左手にエレベーターがありましたよ〜。やれやれ、
3階で降りたらいきなり目の前に吹き抜け&階段。


「へ?」


展示場の入り口へ行くにはここの回廊をぐるっと回るか、階段をいったん下りて登ってするかして反対側へ回らねばなりません。まるで迷路。


「いまここで火事になったら逃げられないと思う!」


入り口に着くにも一苦労してジャコメッティ展に到着しました。
細長いブロンズ像が沢山。
「見たままに作る」とはいえ、こんな風に見えるのでしょうか?
究極なまでにそぎ落とされた人体は薄くて細い。


2階へ行くにもまた迷うのでした。エレベーターを降りたらこんどは壁だ。どっちへ行ったらいいのやら途方にくれる。左のほうに人がいたので聞くと、ここでチケットを拝見、この奥へ行くと入り口がありますだって。


1階には階段で下りました。こんどはもう一つある四角い建物の中に展示場がある模様。
広い。
ようやく全部を見終えて帰るころにはなんだか疲れてしまいました。