よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

飲むヒアルロン酸とは

うちのダンナが近頃腰が痛いとか膝がどうとか言い始めたので、鮫軟骨とか飲むヒアルロン酸などのCMが気になるそうです。


「あれ効くのかな」


鮫の軟骨なんてのは主にコラーゲンだろうけど、コラーゲンがそのまま吸収されて膝に行くわけないじゃないの。蛋白質アミノ酸まで分解されることによって小腸の壁から吸収されるのだと、生物の時間に習いませんでしたか。良質の蛋白質を食べることより以上の意味はないと思えます。


じゃヒアルロン酸ってなんなんだ、と。化粧品なんかでは保湿性が高いということで添加されているのは知ってたけど、これを飲むのに意味はあるのでしょうか。


ヒアルロン酸はムコ多糖類です。粘液みたいなもんです。
ヒアルロン酸ナトリウムの構造式はN-アセチル-D-グルコサミンとD-グルクロン酸の二糖を反復構造単位とする直鎖状の多糖類です。からだの中のヒアルロン酸は通常分子量『数百万の高分子』として存在し、動物種による構造の違いは確認されていません。」
とあるので、低分子にして吸収しやすくしましたという類のものはもはやヒアルロン酸ではないものとなっておりますな。


http://www.hamawaki.or.jp/news/03/018.htm