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よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

データの好きな店長さん

来週から提出する報告書が1枚増えるそうでマネージャーから説明がありました。


マネージャー「店長から今度時給が上がったからね、システム統合を利用して情報を活用して売り上げに役立てるという方向でみんなでやろうということなんだ、じっさいいいままでもやらなきゃいけなかったことなんだけど、これを機会にね」


わたし「時給2円分ですか」


マネージャー「あ、あ、2円なの?でもあがったからいいじゃない?」(よくねーよ!)


まず、今週の重点商品を決めましょう。これは上位売り上げ30単品をゾーンないし全国の店の売り上げとうちの店を比較して、もれておる商品はないかどうかチェックする。ヨソより売れていなければ原因を考える、と。
決定したら一週間の売り上げ数を毎日書き込み、接客して売った数があればそれも下の欄に書き込む。これで売り上げが上がることが期待できます。


あのですね、まず「売れる商品30単品」が「同じ会社」内の店で扱ってる商品にすぎないので、ヨソの店で扱っているものたいていウチでも扱ってます。扱っていないのは発注終了になったか定番から外れたものです。ヨソで売れてるのは滞留在庫を値下げをしたからかもしれません。そんな物をあらためて仕入れて売るというのはアホであります。なぜお客さんの要望や嗜好、世間の流行や景気の動向というのに考えが及ばないのかと。


マネージャーが言うには「主観を排除して客観的に数字だけ見ればいいんだよ。慣れたらこれは楽なんだよ。例えばオレがいま家庭用品の商品が判らなくても数字だけ見ていれば出来るみたいにサ。先週も違う部門だけど文具玩具の給食用のマスクについて昨年の数字と比較して、売り方について提言したんだよ、だから商品について知らない人がリーダーになってこのグループをひっぱって行ってもらった方が主観的でない意見が得られて有意義だと思うんだ」


私「え?主観を入れずにですか?・・・ああ、それは・・・難しいですねえ・・・」(絶句)



そして接客して売った数をを上げるというのが今のこの会社の目標ですが、うちはスーパーですのでセルフ販売が基本です。接客したって言ったって特売のティッシュや洗剤を接客して売ったからっていかほどのものがありましょう。そして売り場で売ってもそれを接客したと登録するためにはお客さんについていってレジまで行って、「わたしが接客したお客さんだからこの商品の売り上げはこの固有バーコードで登録してから精算して」とやらないと接客ポイントがつかないというシステムなので、ほとんど実行不可能。




そしてつぎはお得意の死筋排除です。売れない商品はカットして売り切り、新しい商品を打ち出すというのですが、これがまたたった「2週間」で死筋と判断されてリストに載るので息つく暇もなく死筋商品が量産されていきます。


カットしてたら売るもんなくなっちゃうよ。


やりかたは死筋商品を一個だけ選んで、


1.売り方を工夫する
2.値下げする
3.他店に移動する(または返品)


などから選択してこれまた一週間数を追跡していく。


マネージャー「一個だけだと思うだろうけど、これを毎週やってたら死筋は確実に減ってくからね。してこれはみんなが同じように出来るようにしないとね。おちこぼれができないようにグループで協力してやってってね」


この報告書を作るのに私なら30分ぐらいかかると思います。毎日追跡記入するのでパソコン検索に15分程度余計にかかりますな。


そのぶん売り場に出てたほうが、万引きされなくて利益向上に効果があると思いますが如何でしょう。


昨日今日入ったアルバイトと同じ時給で働いてるのに、パートの身分に何を求めておるのでありましょう。そんなことまでやってたら、マネージャーのする仕事がないんじゃないの〜?