シメントリーから地域特性について考える
マネージャーがどこかで陳列について知識を得てきたらしく、
「ここのエンドを変えたいんだよね
品数を絞ってもっときれいに陳列してさ
シメントリーだよ、シメントリーにしてね
お客さんもそのほうが買い易いし」
『シメントリー』???四面取り???まさかね。
「シンメトリーですか?」
「ああ、そう、シンメトリー」
私またなにか余計なこと言いましたかね。
「プロパーを大事にして売って行きたいんだよね。
それ以外のものはみんな値下げして処分しちゃって良いから。
あとのはみんないらないでしょ?」
「いや、棚のプロパーってほとんど売れないんですよ〜
本部で送ってくる商品っていうのは
これ今の売れ筋だからってドカンと入ってくるんですけど。
中目の商品売って何とかやってるん全部なくすのは・・・」
ゴンドラの定番商品なんざ「飾り」みたいなもので、特に掃除用品なんて一週間のうちに3つのゴンドラでナンボ売れるかっていったら、5個くらい?そもそも定番の棚割りするのは本部の仕事であるはずではありますが、もう問屋に丸投げってのがミエミエです。どう考えたって、プロ仕様のモップなんてうちみたいなスーパーで扱わない代物ですよ。モップが売れなきゃモップの替えも売れないわけで、34週売り上げゼロ。ヤマザキ産業の新製品HANAシリーズの導入は早まったんじゃあるまいか。となりのホームセンターじゃ扱ってないもん。というかこのへんで見たことないし。
地域性もなんのその、冬になると本部から雪かき用にスコップがドーンと入ってくるけど、瀬戸内地方じゃ雪積もりませんから。ぜんぜん売れません。
昨日は昨日で「渇水対策」で「花王のふろ水ワンダー」が大量に入ってきたそうです。二日目のふろ水もきれいにして使えるアレです。
渇水ったって四国じゃないんだから、加古川の水量はかなりなもんなんです。
こちらで頼んでもないのに、週販数個の商品そんなに送ってきてどうするんすか。一年分ですか。