よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

誠意を見せろ

先月末の27日バケツの蓋が品切れで、お客さんから注文された件があったんですよ。
ところが問屋にも近隣の店にも在庫がないってんで、入荷待ちでした。


受注伝票には入荷次第電話するようにとのみ書いてある。


8月2日午後になってそのお客さんから電話が入って、あれは人に頼まれていて、7月31日までに必要なものだったのにどうしてくれるというお怒りの電話が!


それならなんで7月31日に電話がなかったのか、不思議に思うところですが、お客様は神様です。近所のホームセンターを回っても蓋はみつかりません。お客さんが言うにはどこの店へ行ってもなくってこの店へ来て注文をしたのだという・・・。どこにもないものはここへ来てもないのでございますよ。
ところが全国の店を探してみると、あるところにはある、問屋にもない品物がありましたよ。しかしもう取りに行って帰って来てお客様のおうちに届けるとなると夜中です、なんとかお待ちいただけないかというと、待てぬとおっしゃるんで、自宅へ伺ってマネージャーがお叱りを受けること2時間。


8月3日、商品じたいは店着して、速攻で届けたんですが、お客様はそれでも気がすまないそうです。158円の蓋はいりませんのか、そうですか。


「誠意を見せろ」とかおっしゃる。金品の要求をしたら恐喝ですが「誠意」となると話は違ってまいります。誠意とは具体的にいうとなんでしょうか?


今日の昼になって、マネージャーが粗品のタオルと一緒に、自腹を切ってバケツ代金程度の現金を封筒に入れて行きましたが、私の就業時間中には帰ってこなかったんでどうなったことやら。これではすまないとか子供のお使いじゃないかとか言われてるんじゃないかしらね?