よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

原価200円

システム統合とかいってですね、パートの身分でも会社の売上データにアクセスできるようになったのでございます。それがどうして「システム統合」と言う名称なのか理解しかねるのですが、とにかくデータを活用して販売計画に使おうと言う魂胆で、マネージャーががんばっております。


きょうもきょうとて、パートを集めて
「今までやってきたのはこちらのファイルに入れて、先週と今週のだけを掲示するようにしたからね。今度から書式を変えてもう一段階上にします。品揃えの種類ごとに週列時系列で見て、週列時系列ってわかる?わかるよね?今週の売り込む商品って言うのは、いままでリーダーさんがこれにしましょうっていって決めてたのをこれから自分で決定するんだよね、たとえば、今5百円のフライパン売ってるけどこれは原価が200円で荒利が300円で、結構儲かるんだけど、10個売っても荒利は3000円だけど、ところがね2980円のフライパンだと原価1000円くらいなんだよね、こっち二個売るのと500円の二個売るのとどっちが荒利率がいいのか、計算するとわかるよね?ね?今週はどれを売り込むかを自分で決めて計画を立ててその結果を検証してもらうんだけど、仮説立案っていってね、仮説立案ってわかるかな?わかんない?それやってもらうからね。ここまでやってるパートさんはいないって言うか、担当者でもなかなかここまではしてないんで、みんながんばってやってってね」


わかる?わかる?といちいちうるさいなあ。計算せんでもわかるわい。
安いものしか売ってないって言うけど、高いフライパンがホイホイ売れりゃ苦労はしません、そんなに売れりゃしないですって。


時給が770円なのにそんなにやってられるかよと思いましたよ。