よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

新定番

10月になって、掃除洗濯にも新商品がはいってきました。
新しい台帳も届いており、定番入れ替えです。
めんどくさいったらありゃしない。
しかしまあなんで掃除洗濯用品を半年ごとに総入れ替えしなくちゃならないのか、まったく理解できません。


いままで売れなかったブツやとてもいい商品が出たとかならまだしも、業務用掃除用品のゴンドラが一つ増えております。ゴンドラ6個しかないのに、何削っていれたらいいんだよ!もうはいんないよ!となりがホームセンターなのにこんなプロ用の掃除道具いらんやん!となりの店でもこんな立派なプロ用品揃えてないですぜ。


風呂掃除用品はもっと悲惨。掃除用のブラシ類がいっせいに入れ替え。全く同じ商品なのに柄の色がブルーからグレーに変わってオマケに定価も100円アップしたので、同じ売り場に置けないので古い商品のほうは処分市行き。
洗濯用品のネットも同様で、ファスナーの色が変わってパッケージを変えたら同じサイズのネットがそれぞれ定価100円アップ。しょうがないんで旧商品は全て下げました。




上半期はウエキという問屋の開発商品がたいへん多かったのですが、今期は山崎産業の製品がめっちゃ増えております。あちらの問屋を立てればこちらがたたず、今度はこの商品買うから、次は貴社のところでとか、順番でまわしてるんでありましょうか。とにかくバイヤーがアホなので当面期末に大量に買い込んで仕入れ、目先の荒利が得られればいいと思ってるんでしょう。売れてもいないのに仕入れるだけで何で利益があるのかというと、売価還元法という魔法のような会計方法があるからだそうです。


「ダンナ、へっへっへ、こんどはこの色で行きやしょう」
「あ、ライトブルーね、いい感じジャン、ブルーの色薄くしてサー、いまのと入れ替えたらイイヨネ、うちの会社用に特別にライトブルーで全店舗で展開するからね、1万個発注するよ〜」
「わかってますぜ、ダンナ。これでどうかヒトツ」
「オヌシも悪よのう」
高くて売れなかったらどうするかって?各店で値下げして売り切るんですよ。値下げは各店の負担だから本部はちっともふところが痛まないし、見掛けの利益が上がってばんばんざい。しょうもない商品を大量発注したバイヤーほど出世してほかの部所に移動できるので、あとのことは知ったこっちゃない・・・なんてのが想像できちゃいました。
(注:あくまで想像です)


新定番がアイテム当たり平均5個と大量に入ってきたので、いらなくなった旧定番品は半額ぐらいで叩き売ってます。さっさと売り飛ばして数減らしていかないとね。お客さん、いまが買い時よ。