よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

研修に行くの巻

奈良に介護のフレンズメイト研修に行ってきました。昨年はキッチンアドバイザーで今回はケアサポートアドバイザーね。


売り上げのほうはやや上がりつつあるものの、依然として赤字で、3年目を迎えて消滅の危機の介護売り場です。
専任のマネージャーがいないので、今回の研修の情報はおとといプリントを貰ったばかりです。隣の店も同様で、Iさんに昨夜買物で出くわして研修のはなしをしたらなんにも知らなくて、急遽今朝駅で待ち合わせてふたりで行くことになりました。


会場に着いたら広島のお店もにたりよったりで
「おととい急に奈良に行けって言われて。給料日前で新幹線のお金もないからいやですって言ったら、回数券のあまったのやるからこれで行ってこいって」


Mトレーナーも正確な出席者の人数を把握していない有様で、その場で出欠を取って確認いたしました。連絡すらもうまくできないようなら、フレンズメイト資格試験なんかやめちまったらどうなのよ。


M「この会社はこういう体質なので、必要な情報は自分で獲得してください。大人なのでいちいち個人に確認は取りません。フレンズメイトの試験は各個人の自発的な意思で受験するものなので、自己啓発ですから、自分で申し込んでください。入り口とかロッカールームにはポスターが張ってあると思いますので、それを見て申し込んでください。そうは言っても、研修の日程はマネージャーしか開けないメールでしか情報が来ていません、みなさんに見ろといってもむずかしいところですが、みなさんも職場の同僚とかと話する時があるでしょう?昼休みとか。そういう時情報を仕入れるんです。こんどフレンズメイトの研修があるよ、とか聞いたら、ウチの方にはないかとアンテナを張るんです。マネージャーに言って情報を出力してもらってください」


もうお手上げなのかと思ったらウマイこと言うわね〜。けっきょくなにそれって結論です。ソンナンダッタラ、ウチらにもメールアドレスよこせ。


で、車椅子の初歩的なメンテナンスの仕方とか、靴の選び方、合わせ方など内容は役に立つものでした。


この会社も84%がパートで、正社員の割合はたった16%まで落ちています。先週本部で50歳以上の社員を全員集めて早期退職勧告があったそうです。正社員はいらないから退職金上乗せしてやるから早く辞めろと。リストラふたたび。


Mトレーナーは話もうまいし弁も立つ(ああいえばこういう)し、この会社には珍しいくらい有能でですね、この人なら会社を辞めても講師として仕事がはいってきそうだなあと思いました。こういう人から先に辞めていってロクな人間残んないんだから、ほんとに。


最後に本試験へのアドバイスもらいました。
「こんだけ教えてるんだからみんな受かってよ」
今度の試験官が最後かもしれないからってこんなおことば頂戴しました。
がんばりますわん。合格しても時給は上がんないけどね。