よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

ネウロは濡れ衣

週刊文春

今日発売の週刊文春はメイン記事に広島少女殺人事件の「殺人犯が現場に残した「XI」のメッセージ」と、はなはだタイミングの悪いものになりました。
文中には「少年ジャンプ連載の魔人探偵脳噛ネウロ」と明記してあり、このマンガは3巻まで出ていて合計38万部発行、少年雑誌にまで入り込んだ殺人描写は問題で、影響を受けた若者ではないかと専門家が解説してます。
結果は日系ペルー人(母方の祖父が日本人らしく、姉も日本にいるという)、捜査陣は思いのほか早く犯人にたどりついたのでした。
XIに見えたのは黒いテープでダンボールをぐるぐる巻きにしただけのようです。

このマンガはそんなところに引用されたくないですな!と、いまとなってはちょっと安心して高い所からものを言ってみる次第。

さて、大きく的を外した週刊文春にくらべて週刊新潮はぎりぎりで校正が間に合ったようで「カルロス容疑者逮捕」とタイトルをうっており、文末ながら直撃インタビューも載せていた。同じ発売日なのにね。こちらは記事が巻末に近いので後からでも編集できたのでしょう。