よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

子宮頸がん検診の是非

blog.livedoor.jp子宮頸がんワクチンの注射三回だけではガンを予防する事はできないので、定期的な検診が必要であるというのがお医者さんの意見のようです。

 

しかし性交経験のない女性はそもそもウィルスに感染していないので、必要もないのに20歳になると自治体から無料~低額の検診が受けられるというお知らせが来るそうです。ちゃんとしたところだと「性交経験のない方は受診資格がありません」と明記してありますが、そうでなければ知識がなく、お知らせが来ただけでむだな検診に行ってしまう可能性もあるというものです。

 

昔、息子が同じ年で親しくしていたお母さんが、「不正出血があるので婦人科へ行きたいのでその間、子供を預かって欲しい」と言うので、三人の幼児を預かったことがありました。結果はポリープだったので、即除去してお母さんはすぐ帰ってきたのであります。

そして切除後は出血があるので

「タンポンをもらってきたけど、どこに入れるかわからないの」

などとおっしゃる。

うそ~ん。三人も子供を産んで、タンポンをどこに入れるかわかんないってあまりに自分の体を知らなすぎじゃないのかと心の中で呆れたのでありました・・・・。

 

知識があって困ることは少ないが、なくて困ることは多々あるので、日々勉強いたしましょう。

さて、子宮頸がん予防ワクチンは性交前でウィルスがいないうちに打ったほうが効果が期待されるというので、10代半ばの少女が対象です。

 

 

 

20歳以下の経験者は女性では20.5%(2015年)ということです。思ったより多くない感じ?その上、最近減少傾向にあるとは、なんとしたことか。草食化と申しましょうか、性行動の不活発化の傾向が見られますね。

 

アメリカでは性交開始が日本より早いらしく日本の調査年齢18~19歳に比して、15~19歳となっています。

日本では2013年にワクチン対象者を小六から高一の女子にして開始しました。

小六でワクチンしてもその後ずっと処女だったらワクチンの必要などなかったことになりますしねえ。

自分で性行動を起こすと自覚してからワクチンを打つとか、もっとものが分かるようになってからでもいいんじゃないかと思うのでした。

 

参考

図録▽未婚者のセックス体験率の推移