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よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

古語は地方に残る

「日本語力を高める語源入門」(杉本つとむ著)のタイトルだけで借りてきました。中高生に向けて書いたとか、入門というわりに、結構専門的でして、本格的に語源について書かれておりました。タイトルに偽りアリ?


一つご紹介。
「・・・じゃ」という語尾の話し方は岡山や広島では子供でも使う方言ですが、時代劇のお年寄りみたいな感じがするのはなんででしょう。


昔の日本では「・・・である」という語尾だったわけで、
これが「・・・でぁ」に変化し、
さらに「・・・ぢゃ(じゃ)」となり、
現在は「・・・だ」になったということでございます。


なるほどねえ、どおりで年寄りっぽい感じというか、古めかしい感じがすると思いましたよ。
大昔から「る」は消える方向であったということもいえますね。
だいたい「らりるれろ」は元々日本語にはなかった発音なのでございますよ。
さらに発音は安きに流れ、発音し易いように変化していくものです。
現代における「ら抜き言葉」もこの法則のもと、流れは止めようもないのですね。
著者はこれも日本語の進化であるとして認める立場です。