よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

「いっぽんの鉛筆のむこうに」でビールの量について

ダン・ランドレス

「いっぽんの鉛筆のむこうで」は息子の小学校の教科書に載っていたもので、黒鉛を掘り出すところから、木を切る人それを運ぶ人、最後に鉛筆に塗装する人までと、まさに鉛筆ができるまでを追いかけたお話がありました。


スリランカのボダラ鉱山で働くポディマハッタヤさん、黒鉛で真っ黒になって一日中働く激務です。食事は朝夕共に豆カレー。月給は11000円です。


そしてアメリカの木こりダン・ランドレスさん。
「朝は3時半におき、たまご4つ、バナナ1本、ミルク2はいの朝食、メロンとサンドイッチのお弁当は、8時半にはもう食べてしまいます。夕方4時の夕食にはビールをたくさん飲みます。夏の間は日曜だけやすんでぶっとおしではたらくが、冬の6か月はやすみ、スキーやスノー・モービルをたのしみます。年収は800万円くらい、5万平方メートルの敷地にたつ家と、馬を3頭もっています。」   




生活格差にいたく驚愕したわけですが。アメリカはゆたかだなあと再認識した次第です。



教科書ではこんなかんじになってますが、原作は福音館から出ている「いっぽんの鉛筆のむこうに」です。全く同じかと思うとさにあらず。


こちらにはダン・ランドレスさんは「夕方4時の夕食にはビールを24カンのむ!」と具体的に数字が書いてありました。多すぎです、体が心配です。


なんで教科書では「ビールをたくさん飲みます」と改変してあったのか、そのへん気になってしょうがないです。


http://dolcefelice.at.webry.info/200606/article_6.html
「私の妹が会いました……ボディマハッタヤさん。」



http://kibiehon.net/ehon/BC6Over/IpponEnpitu/ehon.php
「いっぽんの鉛筆のむこうに」(えほんおじさんのぶろぐ)