歴史は繰り返す
前の売り場に私が行くことになったのは、前任者のKさんがが昇格試験を受けて、別の部門に異動になって欠員ができたからなのですよ。
小さな売り場なのですが、朝から夜まで開店時間全てに人員を配置しようと思ったら、三人は必要です。オバハン2人に独身20代1人の3人、ところが3人いるとかしましい。
オバハン2人がいつももめてケンカになってですね、とばっちりがKさんやマネージャーにいくわけだ。主にSさんが広めていて「Aさんがこう言った、ああ言った」、それをメモにしたり連絡帳に書いたり、さらに直訴したりするんですわな。
具体的には
Aさんは「ああ、この売り場は楽でいいわ」と言って、仕事しないとか、
ここは座って仕事できるわと言って座ってばかりいるとか、
自分の店であるかのように勝手に商品を入れ替えて売り場を模様替えしているとか。
(アラ、これはどこかで聞いたことがあるような・・・自己紹介乙です)
周りでは話は聞くけど「Aさんってそんな人には見えないのになあ?」といぶかるのみでした。
そんな内輪揉めで心労の末、Kさんは円形脱毛症になったんであります。オバハンどうしの喧嘩は実に体に悪いです。まだ若いのに気の毒な。
結果、Aさんはもとの売り場に戻っていただくことになりました。前の売り場では戻ってくるならOKとの返事でありました。
2人体制ではすべての時間を店員が対応することはできませんが、一応毎日誰かしら担当者が出勤できているので、最低ラインといえます。
ところが、上記の理由で続いてKさんも出ていくことになり、欠員を埋めるべくわたくしが異動になったんでございます。
それから数年後、わたしもまた追い出されたということでありますな!
わたしは別にSさんと仲が悪くても構わないので、仕事はやっていけると言ったのに、向こうがいっしょは嫌だというのだから仕方がない。
かぼちゃの天ぷら
今日からコスメ雑貨担当です。もともとシャンプー石鹸担当していたので、何、楽勝ですがな。
最初の仕事は、まず陳列台帳に登録して端末で発注できるようにしてくださいですと。
登録なしにはGOT(グラフィックオーダーターミナル)でポチポチっと商品の発注ができませんわな。その前に商品整理と補充をしなくては。
石鹸の整頓してたら棚の奥から食品が出てきたんですよ。かぼちゃの天ぷらが古くて変色してるやん!だれやねん!こんなところにかぼちゃの天ぷら入れたの!
そこへ店長が通りかかってですね、
「どう、この場所、売れてる?」
「あのう、私今日初めてなんでわかりません」
でもかぼちゃの天ぷらが放置されてるくらいだから、あまり売れてなさげではあります。
今日でサヨウナラ
7年過ごした介護用品売り場から、明日は家庭用品に移ります。
今日新しい制服もらったのよ。といっても昔はこれ着てたんだけどネ。イッツリターン。赤いストライプが食いだおれ人形を連想させます。総務の人が古い制服は回収してクリーニングして、代金を請求するというのですが、
「これもう首周りが擦り切れてて、クリーニングはしないほうがいいと思います。だって7年も同じの着てるんだもの」
「じゃ、捨てて」
わーい、クリーニング代ただになった。
新人さんには感謝のお手紙もろた。いつも優しく穏やかに接してくれてありがとう・・・、って誰のこと?
教えられるぶんは教えたので、あとは自分で身につけてくださいな。
最後に相方に挨拶するべきかと思いましたが、口から
「あなたに追い出されて明日は違うところに行きますぜ、これで満足かよオラオラオラ」
などといろんなものが出てきそうだったのでやめておきました。移動の件もあなたから話はしなくて結構ですと言われてたもんね。
旧マネージャーと新マネージャーに挨拶して、引き出しの私物や書類を移して、はい、移動完了。簡単なもんです。
帰り際、
「わたし、あしたから家庭用品ですのでヨロシク」
と言って去りました。こんなところです。おあとがよろしいようで。
ヘアカットは裁ち鋏
新人さんは私よりひとまわり以上年下ですが、波乱万丈の人生であらせられます。
結婚してしばらくしてから、義理の父母と同居を始めたところ、これが稀代の鬼婆でありました。
嫁が美容院へ行くことも許さず、髪を切りたいというと、風呂場へ連れて行って、姑が裁ちバサミでおかっぱにしてくれるそうだ。姑の目を盗んでこっそり美容院へ行くと、数時間家を留守にしたときつく叱られる。
オットは何をしてるかというと、「髪切ってもろたんか~」というだけだとか。なにそのエネ夫。役に立たん事この上ない。
赤ん坊が生まれても「触ってはいけない」と、子供を取り上げてしまう。嫁が自分の子供を可愛がることも許さないのであった。江戸時代の話かと思ったよ。
そして嫁にはパートを3箇所掛け持ちさせて働かせるという、現代の話とも思えない鬼畜の所業。朝は新聞配達、昼は食堂、夜はスーパーのレジ。朝から晩まで働いて、まるで奴隷。さらにもう一箇所、パートの申込書を差し出されたとき、この家を出ていこうと思ったそうです。亭主とその親どっちも捨てて出てきたそうです。
いやいやいや、
それはちょっと遅いんじゃないかと思いましたが、あまりに理不尽な目にあうと、人間抵抗すらできないものらしいですよ。
あと5日
もうすぐ11月でございます。
売り場の相棒が勝手にシフト替えてきてしまったという話の後日談です。
最初の日は一日だけのことかと思ったので、
「あの人どうして早いんですか?」と聞かれても
「用事でもあるんじゃない?」
としか言い様がナイのであります。
ところが毎週早出のようである。朝出勤したらふつうに朝からいるじゃない。
契約を変更したらしい。らしいとしかわからないのは確認するのが嫌だからである。
話をするとまた逆ギレされそうだからやめとくわ。
昔は『忙しい日は早出して欲しい』と頼んでも、
「午前中はテニスの練習してるので、早く来ることはできないの、今でもギリギリ。無理」
と、私生活優先仕事は二の次の人だったのである。
さてはテニスサークルやめたのか?
あのテニスサークルにはお友達がいていつも野菜もらってたじゃないか。
そのお友達が売り場に来て、買い物もしないのに長々と話し込むのはいかがなものかと思っていたが、たいてい私がいない時に来るので、どうでもいいことでしたが。売り場ではお友達は「4時から男」と呼ばれていて有名だったのよ。
シフト変更の件については、新人さんに
「11月から一人で売り場に立つのは大変だから、水曜日は朝から私が来てあげる」
というように説明しているのだと聞いて目が点。フッ、笑かしてくれるやん~。
売り場が変わります
今日は今週始まる単独セールの準備で、商品が大量に入荷し、半トン台車で7台ありました。全部出すのに4時までかかったわ。10キロもあるようなダンボール抱えて積み上げるのは体力いるしな!エンヤコラ!
新人さんは採用の面談で、
「何しろこの売り場は忙しくないから、お客さんと世間話してもらったらいいから」
と言われたそうで、
「話が違う」とぼやいてました。
それにPOP作って売り場作って配達出して、いろんなことやらされるんですよ。
「今までの仕事の中で一番時給が安いのに、することが一番多い」とも。
さて、昨日の話では、次は一体どこへ行くんだ?でしたが、今日行き先が決まりましたよ。
今朝、総務マネージャーから今日帰る前にお話があるから寄ってね、って言われて、ドキドキワクワクして待っておりました。
で、11月1日から古巣の家庭用品売り場に行くことになりましたわ。
8月の時点で、前店長との話では、「今家庭用品も人は足りてる、実はね、今、惣菜売り場が人が足りないんだけど」ということでした。
えええ~っ、海苔巻き作ったり天ぷらあげたりするところかいな。たまに手伝うのはいいけれど、仕事内容変わりすぎじゃないすか。料理なんて毎日うちで作るぶんだけでたくさんじゃ。
「いや、そこまでは~。食品売り場までは考えてないんで・・・。できれば登録販売者の資格が活かせる薬品売り場か、古巣の家庭用品がいいです。それ以外でしたら、このお店でタダで資格取らせてもらったので、ここをやめて、登録販売者でドラッグストアにでも勤めようかな~、と」
とにかく、婉曲にお断りを入れましたです。
前店長「やっぱりね」
その後、家庭用品のパートさんがやめて、シニアになって契約休日を増やす人有り、さらに130万円の壁で収入を調整するため休むパートさんが増えして、足りてるはずの人員がいなくなり、家庭用品から「早くこっちに来てよ」と言われるまでになりまして、、、、。前店長がいうほど、人が足りてる職場でもないのよね。
洗剤や収納用品、家電製品などがあって、マネージャーは「男手が欲しいんだよ」とおっしゃってましたが(マネ以外全員女性)、なあに私でもそこそこやれますぜ。お任せ下さい。
11月からではありますが、新しい職場(元の職場?)でがんばりたいと思います。
秋だなあ
お久しぶりです。はてなブログ、まだなくなってないので安心しました。いつまで取っておくべきだろう?
さて、アメブロで同僚のネタを書いたらクレームをいただき、ややネタが自粛気味です。
同僚が休み時間を規定より多く取るのを注意したら、
「なんでいちいちそんな細かいこと言うの!」
と逆ギレされたのがそもそもの発端です。遅番の時もしばしば遅れてくる。こっちは交代して昼の休憩とるのを待ってるんだ、早く来いや~!とか思いつつ口には出さず。そのうち向こうから近づいてこなくなりました。話もできないのでジュリーライブのため休みを取るのにカレンダーに印をつけておいたら、カレンダーを見たらしく、
「勝手に断りもなく休みを入れた、私も予定があるので勤務の交代はできない」
とコミュニケノートに書いてきたのであります。まだ数ヶ月も先のことまで・・・。こちらもあほらしくなったので、ジュリーライブは有休取らずに早退けで済ますことにしました。
ネタにしてアメブロに書いたら、同僚もブログを読んでいたらしく、ここから急展開。
かつてお友達と京都に旅行に行って芸妓姿の写真を撮ってもらったといって見せてもらったことがありましたが、これがおじいちゃんでして、今はお元気かどうか存じませんが同僚といわゆる仲が良かったので、度々出かけていたらしい。おもろいやないかというてチクワネタにしたところ彼女の逆鱗に触れたというかなんというか。(ほんまやったんか)
同僚は店長にブログを知らせ、存在が知れることになり、三者会談の後、「このような不名誉な記事を書かれては私は我慢できません。来年には主人も単身赴任から帰ってくるし、事実と違うことを書かれて、大変困っています。oomesikuraiはもう尊敬できない、一緒に仕事はできない。そして私はこの売り場が大好きで、定年になってもシニアでずっと勤務したい、なんなら週六日勤務でもいい」と言われて、あっけにとられる私。腹を割って話をしなさいという店長に、もう結構ですと断りました。で、私が売り場を出ていくことになりました。
別に尊敬してくれなくても結構ですが、ブログが店長の知るところとなったのは痛かったわあ。
代わりに新しいパートの新人さんが入りましたので、引継ぎが終わり次第私はよその売り場に行く予定です。良い方が来てくれてよございました。
それが9月初めのことなので、ほぼ引き継ぎも完了したのですが、いまだに私が何処へ行くか指示がないのでございます。宙ぶらりんです。
同僚はなぜか水曜日は遅番をやめて朝から来るシフトに契約変更したっぽいです。こちとら契約変更とは聞いてないので、結局朝から三人パートが雁首揃えているという勤務状態ですがな。人件費がもったいないではないか。
マネージャーになんでこんなふうにしたのかと聞いたら、「え?それは問題だね」と。「僕から彼女に話ししておくから」知らなかったんかいな?
同僚が私に断りなく、勤務時間変更の契約するはいつものことです。事後報告でいつももめるんだ。前の担当者の時にも勝手に特約で「祝祭日は休みとする」に丸をつけて契約書を出したことがあって、前担当が「むかつく~」と言っていたのを思い出したよ。
ほかの同僚のみんなには
「あなた、よく我慢したよ」
といわれつつ、この売り場を去ることにいたします。(しかし、いつになるんだ)
後任の方には、この売り場は二人しかいないので、なるべくもめないようにして欲しいと思うのであった。よろしくね。