よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

指定ノートは必要か

2.3日前の夕方のニュースで、神戸市の小学生には指定のノートがあるという話題を取り上げていた。
そのなかに「れんらくちょう」というのがあって、見覚えのあるこれは明石でも同じものを使用していたのだった。なんだか古めかしい表紙でお世辞にもよいデザインとはいえないが、学校の指定商品なので商店街の文房具屋まで買いに行った。今でも同じのを使っているようだ。明石は「れんらくちょう」だけだったが、神戸市では各教科にわたって指定ノートを使用するようになっている。学校から指定されたら親は買うしかないものね。
デザインはいわずもがなで、価格にしても普通で特に安いわけでもない。特売のノートとかまとめ買いするほうがよほど経済的なのである。デフレで物価が下がっているのだから指定の見直しも必要だろう。

あとニュースでは、体操服の件も取り上げていた。指定の店からしか買ってはいけないという決まりで、新規の参入が事実上不可能なのである。この体操服もどうやって指定の品に決まるのか経緯があきらかでない。
下の子が今通っている高校の体操服なんて創立以来20年かわらぬデザインである。このもっさい体操服を高価で買わなきゃならないのは親なんですからそこんとこ考えてくださいよ、ほんとに。中学のときなんて2年になったら新しい体操服に切り替わってしまった。来年度からはこちらになりますといきなり保護者会で通達されて驚いたものだ。そんなことなら古いほうのは買い控えておいて新しいほうにするんだったのに。