よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

ポパイといえばキャベツ!?

今年は暖冬だからか、ほうれん草がお安くてけっこうなことです。


ほうれん草といえば「ポパイ」ですな。


子どものころ見たアニメのポパイはピンチになるとほうれん草の缶詰を食べて筋肉モリモリになって悪漢をやっつけるのでした。
ほうれん草のパワーはすごいのだという刷り込みができたともいえるでしょう。


しかしあのほうれん草の缶詰とやら、日本では売っていませんでした。
見たこともない缶詰。
それに缶からでてくるそれはどろどろしたペースト状で食べるというより飲み込んでいたような・・・。
子供心に不思議なものがあるものだと思いつつ見ていたわけです。


長じてあの缶詰は刻んで茹でたほうれん草だと知るわけですが、あまりおいしそうじゃないよね。
イギリスはおいしい」という本で、この国では野菜は「茹でて茹でて茹で抜く」ものだと知って、なるほどそういうものかと思いを新たにしたのでした。
味覚はひとそれぞれで慣れればアレもおいしいものかもしれません。


ところで、最初のころ新聞の連載漫画だったポパイはほうれん草の缶詰ではなくてキャベツを食べてパワーアップしていたそうです。
大きなキャベツを食べるのは不自然だということで、シリーズアニメ化するにあたって缶詰に変更したそうです。
いつもキャベツ一玉持って歩くのもなかなかおもしろい趣味、相棒が渡してくれたらしいですけどね。
そのままだったらキャベツもりもり食べるアニメのポパイが見られたかもね。


http://tisen.jp/tisenwiki/index.php?%A5%DD%A5%D1%A5%A4
知泉Wiki「ポパイ」