よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

研修行ってきました

介護売り場に来て3ヶ月。
先週はフレンズメイトの店内試験があって、妙にひねった問題がいくつかあってねー、以下ちょっと紹介。


「すでに洋式便器になっている家で温水洗浄機つき便座にする場合は介護保険から住宅改修費が支払われる。(マルかバツか)」
和式から洋式にする時のみ住宅改修費の支給の対象になるんですって。手すりをつけたりするのに支給はOKなんだわね。和式→洋式でそのときはウォシュレットにしてもよいそうです。でも今どき和式トイレなんてあまりないよね。手が不自由だったら自動洗浄できるトイレにしたら助かるのにねえ。


「介護用ベッドはキャスターを同時購入するとすべてが課税対象となる。(マルかバツか)」
消費税法によると、障害者用の物品は非課税なのですが、介護用ベッドは普通のベッドより幅が狭く(介護をする人が手が届くようにとのことらしい)、「キャスターを装着していないもの」で、「サイドガードが付いているものまたは付けられるもの」に限るとなっております。

モーター付きベッドはすごく重いものなので、ベッドはメーカーが直接配達して据え付けするのでございます。キャスターを付けたかったら、キャスターは購入時点で付いてなきゃいいんですから、後で自分で付けたらいいんであります。
そこで同時購入はダメなのか?レシートを別にしたらいいのか、それとも当日買ったらよくないけど翌日キャスターだけ買ったらいいのか?などなど、条文の解釈には幅があるわけなのでした。税務署の見解ってどうなってんのよ。


そして今日は大阪で朝から研修。オムツメーカーの新製品説明会
その後当社がカタクラと共同開発したので靴下のゴンドラを倍にして売り込むゾ、とか、反射材ではなくて蛍光染料を使用した高齢者用レインコートを作りましたとか、引ったくり防止に効果のある二重になっているバッグを作ったので売り込みたい店は要望を挙げてくださいとのことでした。しかしどれもこれも欲しいものはなかったわん。


靴下は靴下売り場でも売ってるし。


お年寄りが雨の日にレインコート着て出かけたいなんて思うかね?


引ったくり防止のバッグっていうのは、ショルダータイプのバッグとウエストポーチタイプのバッグがマジックテープでくっついているもので、引ったくり犯人がもし襲ってきた時には、上のショルダーバッグが強い力で引くと金具が離れ易くなっていて、上だけが盗られてウエストポーチは無事だという・・・。ティッシュやハンカチなどをショルダーにいれておいて、ウエストポーチにはお財布や年金手帳などの貴重品を入れておくのですと。
あのう、いくら大阪がひったくり犯罪日本一だといっても、ねえ?
使い方もややこしくて難しいもの売れますかね?