よしなしごとダイアリー

日常のあれこれをああでもないこうでもないと考える

アンギラスはうなぎの子

土用の丑の日はみんなこぞってうなぎを食べますが、あのうなぎには大きく分けて2種類があります。

アンギラ・ジャポニカ種(日本種)
特徴・ジャポニカは細長く、頭の切り口の幅も狭い

アンギラ・アンギラ種(欧州種)
特徴・アンギラは幅広く短い形。頭が大きく、裂くと幅広になる

そのほかにアメリカうなぎもあるそうですが、これは気が荒くて共食いをするため養殖には向かないそうです。だまされてこの種のシラスを買ってしまった業者が大損コイたとか言う話が伝わっています。
http://www.salmon.co.jp/Topics/Topics64-Unagi1.htm
http://www.e-kojimaya.co.jp/unagi100/main.html

私がうなぎで思い出すのは「ブリキの太鼓」という映画です。原作も饒舌で壮大な物語ですが、映像化されるとさらに苛烈。主人公の父が海にうなぎを取りに行きますが、そのときにもって行くのがウマの首です。この生首を海に投げ込み、しばし待つとうなぎがこの首の中に入りに来るのだそうです。でもって、ころあいを見て引き上げると、ウマの首の穴という穴からうなぎがずるずる・・・。大漁でした。これをぶつ切りにして煮込みます。